司法書士に依頼するメリット
1.お客様の状況によって適切な手続きをご提案できます
相続の手続きは細かいものも含めると90種類以上あると言われ、一概に相続手続きといっても、お客様の状況によって必要な手続きや書類が大きく異なります。
そのため、インターネットや本で相続手続きの方法を調べても、お客様の個別の状況に合った手続きの方法を把握することは難しいでしょう。
司法書士は相続の専門家として、お客様の個別の状況をヒアリングしたうえで、必要なお手続きを明確にします。
2.手間と時間を大幅に削減することができます
相続した不動産の名義を変更(相続登記)するめには、様々な書類の収集や作成を行ったうえで、管轄の法務局で登記申請をしなくてはなりません。
特に戸籍の収集については、相続人全員の戸籍と、亡くなった方の出生から死亡までのすべての戸籍が必要で、どの戸籍が必要かを把握するだけでも知識がないと大変な作業です。また、登記申請時に必要な遺産分割協議書についても、法律に則った書き方を調べる必要があります。
司法書士に依頼すれば、このような書類の収集や作成のほとんどをお客様に代わってすることでき、お客様の手間を大幅に削減することができます。
3.多数の実績に基づいて、過去の類似事例をお伝えできます
相続に関する多数のご相談をいただいておりますので、過去のご相談の中で、依頼者様と同様の相談事例をご紹介することが可能です。
それにより、各手続きにおいて実際に起こりうるデメリットやリスクも事前に把握することができます。
4.相続不動産の調査漏れが防止できます。
土地には思わぬ場所に所有権が設定されている場合があります。特に私道のどこに所有権が設定されているかなどは、非常にわかりづらいものです。
そのため、一般の方では被相続人が所有している土地などを漏らしてしまうことが多く、後でトラブルの原因となります。
司法書士は多数の経験に基づき、あらゆる状況を想定して調査をしますので、相続不動産の漏れを防止することが可能になります。
5.難しい案件も対応できます
相続の経験が豊富な司法書士であれば、複雑で難しい案件でも対応が可能です。
例えば、昔の戸籍が空襲等で消滅してしまった場合や、被相続人が亡くなってから5年以上経過して除票等が廃棄されている場合は必要書類が集めづらく、一般の方では手続きが非常に困難ですので、司法書士に依頼することをお勧めします。