相談事例:土地の固定資産税が突然かからなくなりました。
父は、田舎に土地を持っていたと思いますが、何年か前からは、固定資産税が突然掛からなくなり、市役所から納税通知書も送られて来なくなりました。
父の土地は、無くなってしまったんでしょうか?価値が無くても、一応父の土地なので、相続したいと思っています。
当事務所の対応
不動産は、固定資産評価額が一定金額以下になった場合、固定資産税が掛からなくなります。
その場合、固定資産税が掛からないので、当然、納税通知書も送られてこなくなります。
しかし、市では、父が所有している不動産を把握しておりますので、評価証明書や名寄帳等を取得する事により、父の不動産を把握する事が可能です。
その他、法務局で登記簿謄本・公図・地積測量図等を取得し、更に市役所で図面等を取り寄せる事で、現地の確認をとる事が出来ました。
現地の確認後、相続手続を行い、最後に登記識別情報と現地の確認資料をファイリングして、依頼人にお渡ししました。